MOSC2年目スタートです!
百瀬整形外科スポーツクリニック
看護師の近都です。
昨年10/1に開院し、無事に1年を迎える事ができました。
patient firstという、当院長理念の下、スタッフ間で打ち合わせをしながら、仕事に邁進しているわけですが、近隣・遠方から多くの患者様、利用者様に足を運んでいただき、こちらがたくさんのお声かけをいただきながら、スタッフも1年進んでくる事ができました。厚く御礼申し上げます。
本日より2年目に突入する訳ですが、より一層精進して参りますので、皆様、今後とも宜しくお願い致します。
さて、そんな2年目1発目のブログです!
私はここのブログで”骨粗鬆症”についてお話をさせて頂こうと思っています。
“骨粗鬆症①”
〜まずは検査を受けてみましょう〜
骨粗鬆症、これは「沈黙の疾患」とも言われています
(🙋♀️)すごく教科書に書かれていそう!
という一文ですが…
当院に受診される方でも、骨粗鬆症かもしれない!と、何か自覚症状があって受診される方はほとんどいらっしゃいません。
◉検査してみたら骨密度が低かった
◉腰が痛いと思ったら骨折していた
◉まさかこの年齢で
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しかしながら、この日本で骨粗鬆症患者は1,300万人以上いるとされています。(※1)
そして骨粗鬆症は、脳血管疾患、認知症に次いで、要介護に至る原因の3番目に多い疾患です。
沈黙の疾患と言われるものほど、疑ってかからなければ予防することが難しくなります。骨折してから気づくでは、生活や、その先の人生そのものが大きく変わってしまうこともあります。
💡まずは検査をしてみて、ご自身の骨の状態を知るところから始めましょう!
骨粗鬆症の検査方法は2つあります。
⑴DEXA法 (当院採用)
腰椎、大腿骨頚部をレントゲン室にて撮影
(2)MD法
両手をレントゲン室にて撮影
(診断には使用できるが、治療の効果判定には不十分)
(以前は超音波を使用した測定法がありましたが、現在はガイドラインでも推奨されなくなりました)
骨粗鬆症の検査は、当院でも、お近くの整形外科でもかまいません。
骨粗鬆症は長く付き合っていく必要のある病気です。ご自身が継続できるかかりつけ医を見つけて、ぜひ検査に足を運んでみてください。
(※1:「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版」一般社団法人骨粗鬆症学会)