ベストポスター賞を受賞しました
2024年5月25~27日にスペインマドリードで開催された第31回Isokinetic conferenceにおいて、当院の理学療法士である杉山俊樹(すぎやまとしき)がベストポスター賞を受賞いたしました。
ポスター演題のタイトルは“The single-leg hop test and sports injuries in high school male football players.”で、杉山がトレーナーとして関わる県内高校男子サッカー部のフィジカルチェック(Single-leg hop test)を左右の足で行った結果と選手の傷害発生データを解析し、利き足が弱く、左右差が大きいほど傷害発生が多いことを明らかにしました。
理学療法士がこのような国際学会で発表する機会を得ることは大変珍しく、スポーツ医療、特にフットボールに携わる我々医療者にとって大変名誉ある、素晴らしい賞をいただけたことを大変嬉しく思っております。
当院からは3名の理学療法士がこの学会へ参加し、この他にも2つの演題を発表いたしました。国際学会へ参加することで、我々の医学研究を世界へ発信し、世界基準のフットボール医学を地域へ還元し、より一層の地域貢献をするべく努力しております。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
杉山俊樹からのコメント
ベストポスター賞という素晴らしい賞をいただき、率直に嬉しいです。
私の報告に関わって頂いた百瀬能成院長をはじめ、山室慎太郎PT、髙橋勁士PT、当院スタッフの皆様、そして松本県ヶ丘高校サッカー部の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、この報告はまだ道半ばだと思っています。
長野県および日本のサッカーファミリーの皆様に貢献できるよう、更に精進していきたいと思います。